規制法を理解しよう
出会い系サイトに対する規制は、当時、世間の誰もが望んだことだと思います。
マスコミが過剰に騒いだせいではなく、事実として犯罪が横行する場だったのですから、むしろ規制する法律が無いことの方がおかしいと言えました。
いつもは動きが悪い日本の政治もこの時ばかりは与党と野党の方向性は一致し、それほど時間を要さず、「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」が制定されました。
これは説明分ではなく正式名です。
通称「出会い系サイト規制法」と呼ばれています。
これでやっと無法地帯と化していた出会い系サイトを法律で取り締まることができるようになったのです。
そして、正式名から見て取れるようにこの法律の主意は、未成年者を不届きな大人から守ることにありました。
つまり、当時援助交際が出会い系サイトを通して頻繁に行われていたことから、性的関係の防止や金銭授受を伴った売春行為を止めさせることが急務だったのです。
であれば、援助交際禁止法とでも名付ければいいような気もしますが、勿論それだけをうたっているわけではありません。
大人についてもセックスを目的とした相手探しを規制しています。
大人も?と意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも売春行為は法律で禁止されていますから、その可能性がある出会い系サイトでも規制されるのは不思議ではありません。
この法律が参議院本会議で成立したのは2003年6月6日、同年9月13日には施行されたわけですが、当たり前過ぎる内容に当初甘いと思った人もいたかもしれません。
しかし、業界に対しては確実にその規制は大きな影響を及ぼしたはずです。
施行されて6年以上経った今、この法律を遵守すべくサイトの構築や運営がなされていることと思います。

